@article{oai:toshoku.repo.nii.ac.jp:02000017, author = {後藤隆子 and 八木謙一}, month = {Mar}, note = {酸素制御による容器詰食品の品質保持を効果的に実施するため,イチゴジャムの品質と酸素の関係について研究を行った.容器内初期酸素濃度を0,2,5,10および21%に調整し,殺菌後30℃または5℃で保存した.調査は容器内酸素量と品質(外観,色調,官能評価)について行った.30℃保存の容器内酸素量は保存に伴い減少し,初期酸素濃度が高いほど顕著であった.5℃保存は30℃と同じ傾向を示したが,減少は緩やかであった.外観は,保存につれ褐変などの変色がみられ,酸素濃度10および21%の変色が著しかった.30℃保存では酸素濃度0%でも変色がみられたが,他の濃度に比べると色は保持されていた.官能評価も初期酸素濃度が高いほど,保存に伴って評価は低下した.最も酸素の影響が大きかったのは色の評価で,色の評価が低下したとこにより,30℃保存で,初期酸素濃度10,21%は2か月,2,5%は6か月,5℃保存で,初期酸素濃度21%は6か月,10%は12か月になると商品性がなくなった.また,色の評価値とイチゴジャムの消費酸素量に高い相関が得られた.}, pages = {20--26}, title = {容器内初期酸素量がイチゴジャムの品質に及ぼす影響-外観および官能評価について-}, volume = {7}, year = {2024} }